お世話になっております!タイヤプロショップ&カーショップリンクスです!
今日もBMWアクティブステアリングです!

本日の車両はE63!
6シリーズかっこいい!

お客様よりお電話でお問い合わせ頂きました!
ディーラー行ったら50万から100万の見積もりが出てきたとの事。
ひょえー。。。
それはアクティブステアリングじゃなくてステアリングギアボックスとコントロールユニットまるまる交換じゃ・・・。
と思いましたがアクティブステアリングの修理であればそんなにしない旨お伝えしてご入庫。

まずはSZLのユニット交換をしてみると矢張りこちらもディスクが曇っちゃってますね。
こらだめばい。
で、再セットアップしようとするも舵角センサーが全く舵角を拾ってくれません。
あー、舵角センサーダメなやつだわ・・・。

BMWと話してみると矢張りE63前期は舵角センサー周辺がダメになってしまうケースが非常に多いとのこと。
こちらでも確認してみると確かにだめ。
舵角センサーのカバーがあるんですがこいつがもうだめ。


この赤丸の部分ですね。
舵角センサーカバー。えげつないですが2万円くらいします。
この前方後円墳みたいなやつがダメになってる。
しかも青丸の部分、舵角センサーから出てる配線。こいつが完全ショートしていてコネクターが溶けちゃってる状態でした。


開けてみるとこんな感じ。
完全に腐食しちゃってます。
こいつをキレイにお掃除してあげて、なおかつ交換してあげると。

今度は前述の青丸部分のコネクターを作り直して上げないといけませんね。

こんな感じで作り直していきます。
作り直したら今度は溶けたコネクターに接続していきます。
これもえげつないんですが2万くらいします。
ちなみに純正以外で規格の合うものを探しましたが見つかりませんでした。

コネクターを接続して修理完了!
って言いたいのですが、これで直るかどうかは結構ギャンブルです。
正直申し上げまして今回は明らかにショートしている形跡が確認できましたのでこの作業に踏み切れましたが、舵角センサー本体がダメになってしまっていると単体の部品が出ておりませんのでギアボックスまるごと交換です。
部品で50万コースですね。
コントロールユニットで20万くらいしますので部品だけで70万。
諸々の工賃を入れるとやはり100万コースでしょうか。
恐るべしBMW6シリーズ。

で、早速舵角を拾ってくれるかテストした所、キッチリ拾ってくれました!
やったー!

実は正直に言えばですね、一般のディーラーさんでもこの辺の細かい部品は取れないっぽいです。
なぜならサービス図面に載ってないから!
うちの担当のK氏が根性とサービス残業を駆使して調べに調べまくって下さって、BMW JAPANのRDC(パーツセンター)にもしつこく食い下がってくれてようやく見つかった部品です。
それも付くか付かないか分からないって部品を自社在庫として発注して下さって、うちが試しにつけてみるっていう超絶他力本願な内容でした(笑)
前方後円墳は品番がついているので恐らくどこのディーラーさんでも発注できるんでしょうが配線部分は無理っぽいですね・・・。
K氏、本当にありがとうござます(泣)
おかげでお客様に50万で一式交換とかいうあほみたいな事言わずに済みました!

でもやっぱりこの修理はギャンブルで、これで直らない車両も当然あるわけですね。
ですのでこの辺はお客様にリスクもご説明しての作業となりますね。
で、直した箇所がこんな感じ。


防水処理して収縮チューブとテープ巻いて完了!
赤丸部分が交換後の舵角センサーカバーですね。
青丸部分が作り直したコネクターと配線になります。

こんな感じで修理は終わり!と言いたいところなんですが・・・。
そもそもなんでこんな事になるのかってとこが問題なわけですね。
しかもE63の前期に多発ってことで。E63に問題があるんじゃないの?って話なわけです。
色々聞いてみたり調べてみたりするとどうやらアンダーカバーに問題があるっぽいですね。

同系列のE60系車両やE63LCIモデルのアンダーカバーにはこの舵角センサー周辺を水から守る為のカバーが含まれているようです。
E63前期にはなぜかそれがない。
うーん・・・。それ設計ミスじゃね・・・。って気がしますね。
というわけで根本から解決するためにはアンダーカバーを作ってやらねばならんわけです。

E60とかE63後期のアンダーカバーポンで付かないし部分的に使うために一個買うのも負担だし・・・って事で、もう作っちゃえって結論に。
とりあえず余分にお金も掛かるのでお客様に説明。
「雨の日や深い水たまりには充分注意してください・・・へんな話ですが・・・」と説明すると、対応策を講じて欲しい旨お返事を頂きました。
よっしゃー作ったるでーって事で作成とりつけ。
とりつけ部分は企業秘密ってことで写真なしです。
ただ、アクリル板を使うと割れますし、ビニール素材で密閉してしまうと湿気が配線に回って錆びちゃいます。
樹脂カバーは高いし金属はカタカタ異音の原因になる可能性もある。
色々考えて作成しました。
みなさんDIYするときは色々考えてみてください。

ってことで最後にSZLの再プログラムを実施して舵角調整。
まっすぐ走ってるのにハンドルが2時方向になっちゃってる症状もしっかり直りました!
ながいながいアクティブステアリングとの戦いがようやくここで終わりを迎えました・・・。

が!

まだ終わらなかった!
クーラント漏れてるぅー。


舵角センサーとは反対側、助手席側の下にある水温センサーや!


こいつです。

恐らくはOリングでしょうか。
でも開けてみないと分からないしなー。
水温センサーはおよそ6000円。
Oリングは単体で販売されていません。
しかもBMWのOリングは汎用品とは径もさることながら厚さが全然ちがう。
Oリングだけの交換は無理そう。

とりあえず水温センサーは交換しない方向に。
というのもこいつを交換して漏れが止まっても、水温センサーで逃げていた圧力が他の部分に掛かって他の部分が壊れる事がよくあるってわけです。
なので今回は漏れ止め剤を入れて様子をみようかなと言う事で落ち着きました。
うーん・・・。とりあえず様子見ですね。

とりあえず当初のアクティブステアリングはばっちり直りました!
よかったよかった!

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